皆さんは、I love you. / This is my book. などの文は、日本語と同じようにほぼ完璧に脳に入っていると思います。
多くの日本人は、基本動詞、基本前置詞を含む、81文程度の有用なセンテンスが、
I love you. と同様に頭に入っていないために、あれこれやっても話せるようにならないのです。
九九のように覚える Magic 81 センテンス(I love you.よりは少し長くむずかしい文) でトレーニングすると、
短期間で英語をマスターできます。
この81文が数学でいえば九九にあたり、九九ができるようになれば、日常生活に最低限支障がないのと同じです。
- 1通販教材、CDブックを買ってみようか?
- 2英語の資格試験を受けようか?
- 3スクールにいこうか?
- 4Skype英会話をやろうか?
あれこれやる前に Simple English をやると、英語の全体像が分かり効率的になります。
TOEIC、英検などの資格試験も含め、まずはSimple English から始めるのがベストです。
核心的なことを限定して学ばない限り、余計なことをいつまでも学び続けることになり、その結果上達しません。
実は中学3年2学期までの英語の知識があれば、3ヵ月で話せるようになります! 中学英語だけで英語が話せるようになる。といった類のものを、あなたも一度や二度、見たり聞いたりしたことがあると思います。(ある意味正しいことです)
英会話トレーニングのスーパーメソッド、Simple English で必要とするのは、Magic 81 (81文センテンス)に含まれるわずか1772語のみとなります。
これが英語の基礎部分であり核心に通じるのですが、この基礎部分の重要性を理解している英語の先生はほとんどいません。
Simple English が提唱する基本文を理解していれば英語習得に困ることはないのですが・・・。
基礎を理解しないまま断片的に英語を学んでも応用出来ませんし、各種英語教材によって、むずかしいことをドンドン詰め込んだとしても、基礎ができていないのですから実用的になることはありません。
その証拠に2000語で構成された辞書があります。
この辞書は、5万6千語の収録語の定義を全て 2000 語でしています。
(このLongmanの辞書は特別なものではなく、書店やネットで日 本でもすぐ買えます。)
古くはオグデン(C.K.Ogden)というイギリスの学者が、たった850語で日常の会話の大半はできてしまうという発表を「The ABC of Basic English」(1932年)という本などで行ったこともあります。
他にも、英語の速記文字を編み出したアイザック・ピットマンという人は、わずか700語で日常会話の7割(派生語も含めれば8割)が成立することを発見しました。
日本人は、この700語や850語の核になっている所のトレーニングが不足していて、
3000語とか4000語の応用レベル的なことばかりやっているので すから、
日常会話もできるようになれないのは当たり前です。(逆に英語をマスターしている人というのは、700語~850語の核となる部分をすでにマス ターしている人です)
この2人の研究を突き詰めていき私は英語を話すためには1772語、81センテンスで十分という結論に達し、独自の英語プログラムを開発する事に成功しました。
そして、このプログラムを2001年から Simple English と呼んでいます。
誰でも独学でトレーニングが実践できるように、一冊の本とCD2枚にしました。
(この辺もすべて Simple!です)